車内は3列独立シートで、車両中央の床下にトイレが設置されています。
窓際のA・C列についてはプライベートカーテンが用意されており、自由に使用できます。
各席にはレッグレスト・フットレスト・枕が装備されているほか、
コンセントも用意されているため、スマートフォンなどの充電が可能です。
...個人的にですが、用意されている毛布が分厚くかなりの保温性だったのが良かったです(^^ゞ
写真を撮ってはいませんが、トイレへ向かう階段部にはサービスコーナーが設置されています。
ここ近年は省略する会社が増えつつある中、新車でもこの手のサービスがあるのは有難いですね。
お水・お湯・コーヒー・紅茶・お茶が用意されています。蓋はありませんので持ち運び注意。
バス出入口付近にはおしぼりと使い切りタイプのマウスウォッシュが用意されています。
歯ブラシを用意しているバス会社は見たことがありますが、マウスウォッシュとはこれまた珍しい。
さて、車内のご紹介はここまで。
キャナルシティは福岡側唯一の乗車地であり、一気に車内は満席となりました。
一人キャンセルからの一人飛び乗りがありましたが、冷静に対応されていましたね。
キャナルシティを出ると、車内放送をハンドルを握ってない方の乗務員さんが行います。
そういえばこの路線、元々は宇多津で交代するワンマン運行だった気がするのですが、
気づくとツーマン運行となっていましたね。
車内の案内と翌朝の案内が終わる頃、バスは福岡都市高速に入っていました。
呉服町から福岡都市高速、福岡インターから九州道へ入り、
しばらく走ったところにあります古賀サービスエリアで消灯前の休憩となります。
◆休憩◆ 古賀サービスエリア 22:15～22:40
ここで夜行バスの休憩が行われるのは、なかなかに新鮮な光景ですね。
セレガに銀色ボディ、なかなか似合いますよね(^^ゞ
後部のLED行先表示。高知方面はシャトル接続があることが念入りに書かれています。
古賀サービスエリアを出発してしばらく、23時頃に車内は完全消灯となりました。
途中2回ほど乗務員交代の停車がありますが、乗客は下車できません。
...今回私の席は1B。とはいえ、仕事の疲れがあったためあっという間に眠りへ...。
◆休憩◆ 鴻ノ池サービスエリア 5:00～5:20
翌朝...瀬戸大橋を渡る手前、鴻ノ池にて朝の休憩が行われます。
朝早いため、乗務員による放送はなく、予備灯点灯・前方カーテンオープンが合図となります。
鴻ノ池出発後、瀬戸大橋を渡ってバスは最初の下車地である宇多津駅に到着。
三島川之江・高知方面はここで乗り換えとなりますが、
宇多津下車を含めここで半分の乗客がいなくなりました。ちょっとびっくり！
乗車していたバスの後ろにシャトルバスがつき、乗り換えが完了後に宇多津を出発となりました。
その後、高松駅でさらに半分となり、終点徳島へと向かいます。
途中高松道のバスストップもありますが、下車がないため通過していました。
徳島駅の近く、八百屋町には定刻より25分ほど早い8時過ぎに到着となりました。
今回私はこちらで下車。バスは終点の鳴門コトバスステーションまで向かいます。
乗務員の方々、夜行運行お疲れさまでした。
今回コトバス初乗車でしたが、サービスの充実具合にかなり驚きました。
また高松・徳島がメインの利用と思っていただけに、
乗り換えでの三島川之江・高知への利用が多いことに驚きました。
(はりまや号の廃止も多少ながら響いているのかもしれませんが...。)
一方、福岡側の発着地がキャナルシティだけなのは少々苦しいところ。
12月に完成予定のHEARTSバスステーションに乗り入れると思っていましたが、
現時点で販売されている情報を見る限りでは計画されていないようです。
...できれば北九州にも寄っていただきたいです、これは個人的な所感(^-^;
今現在、福岡線で続行便が運行されたとのは話は聞いたことがありませんが、
今後来ないものか...と若干ながら楽しみです。
乗車回：2018年19回目 運行：琴平バス ☆初乗車
乗車区間：キャナルシティ博多(21:45発)→徳島・八百屋町(8:32着)※定刻時
※ダイヤ改正などにより時刻等が変更となることもあります。
以上で、コトバスエクスプレス福岡線の乗車記を終わります。ご閲覧ありがとうございました。
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